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リッテさんの趣味ブログ

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ディスプレイのコンデンサを交換して修理した話

      2017/01/26

右側のディスプレイが死んだ
右側のディスプレイが死んだ

2つあるディスプレイのうち、右側の調子が悪くなってきたので、その原因究明と修理をしたというのが今回のお話。

acer AL2216W 2007年製造
acer AL2216W 2007年製造

acerのAL2216Wという機種で、裏のラベルを見ると2007年2年製造とあります。
9年も使っていれば、不具合が起きても仕方ないですよね。
調べてみると、同じ機種で不具合を修理して直したというブロガーさんがいらっしゃったので、私もチャレンジしてみようと思います。
もし同じように修理してみようと思われた方は、自己責任のもと行ってくださいね!

症状

パソコンを起動しても、画面がすぐに写りません。

電源が入ってるのに点かないの
電源が入ってるのに点かないの

電源がONになっている状態で10分以上経過してから、電源を入れ直すと点くといった感じ。
色や写りに問題はありません。

前にも似たような経験あるなぁと思ったら、前のブログで同じような記事書いてました。

2014.01.14
やっぱり2つが良い
http://hasenritte.blog85.fc2.com/blog-entry-890.html

原因

少し検索してみたら、どうやら電源部分のアルミ電解コンデンサという部品に原因があるようです。
アルミ電解コンデンサは消耗していくと上部が膨れたり、液漏れを起こしたりするとのこと。
しかも故障の原因は、だいたいがこのアルミ電解コンデンサの寿命によるものだそうです。
よって、この部品を交換することでディスプレイを修理することができるということです。

ディスプレイの分解

実際にディスプレイを分解して、コンデンサの様子を確認し、購入するべき部品を見極めました。

まずはスタンドの付け根のカバーを外します。
マイナスドライバーなどでこじ開ける必要があるので、多少の傷は覚悟しなくてはなりません。

赤丸部分にカギ爪あり
赤丸部分にカギ爪あり

赤丸のところに固めのカギ爪があります。
矢印のところに小さいマイナスドライバーを差し込んで、テコの原理で広げると意外と楽に開きます。

片側取れれば逆側も取れる
片側取れれば逆側も取れる

付け根のカバーが取れた状態
付け根のカバーが取れた状態

外すとこんな感じ。

次は本体のカバーの取り外し。

マイナスドライバーを挿してくださいといわんばかりの
マイナスドライバーを挿してくださいといわんばかりの

4つのネジを外したあと、ディスプレイの下を確認すると、細長い穴が合計4つあります。
そこにマイナスドライバーを差し込むとカギ爪を押す形になるので、押しながらカバーを広げます。
下の4箇所があけば、上部と左右はマイナスドライバーで楽に開けられます。

現われた内部
現われた内部

プラスティックのカバーが外れた状態。
目的の基盤は、中央の金属カバーの下です。

この板を取らないと上の箱が取れない仕組み
この板を取らないと上の箱が取れない仕組み

しかし、その下の金属の板を取らないと中央のカバーが取れない構造なので、先に下の板を外します。

このネジも取らないと蓋が取れない
このネジも取らないと蓋が取れない

また、電源ケーブルとDVIケーブル、VGAケーブルのネジを取る必要があります。

このケーブルの配置は大事
このケーブルの配置は大事

左側のケーブルは、配線を撮影しておくと、あとで楽です。

内部の基盤
内部の基盤

基盤が現れました。
どうやら左側が電源関係の基盤のようです。

黒色がふっくら 液漏れもしてる?
黒色がふっくら 液漏れもしてる?

コンデンサを確認すると、上部が膨れているものがいくつかありました。
緑のコンデンサと比べると、黒のコンデンサが膨らんでいるのが分かります。
膨張しているコンデンサの側面に記載されている電圧と静電容量をチェックし、同じものを購入するためにメモを取っておきます。

矢印が交換するコンデンサ
矢印が交換するコンデンサ

今回は5つのコンデンサ(すべて同じ黒色)を交換してみます。
種類は以下の2種類。

200μF × 3
1000μF × 2

準備したもの

ブロガーさんの記事を参考に、秋葉原で必要な道具と部品を揃えました。

必要な道具
必要な道具
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ハンダこて
ハンダ
こて先クリーナー
ハンダ吸い取り線
ラジオペンチ
必要なコンデンサ(200μF × 3、1000μF × 2)

プラスドライバー(自前)
マイナスドライバー(自前)

修理手順

ハンダ付けなんて中学以来ですが、動画などを参考に予習はしました。
作業中は両手が塞がるので、撮影はできていません。

不要コンデンサの取り外し

膨張しているコンデンサを取り外します。
取り外す前に、どの場所にどのコンデンサが付いていたかをメモしておきます。
電圧などを間違えたり、極(後述)を間違えたりすると、発火するなどのトラブルが発生するそうなので、きちんと把握しておきます。
ハンダごてを該当箇所に当てながら、吸い取り線で吸いつつ、コンデンサを少しずつずらしていきます。

穴のクリーニング

コンデンサを取り外したら、新しいコンデンサを取り付けやすくするために、穴に残ったハンダを取り除きます。
穴の上に吸い取り線を置き、ハンダこてで押し当てることで、吸い取り線にハンダが移ります。
何度か繰り返すと、穴は綺麗になりました。

新しいコンデンサの取り付け-

新しいコンデンサをメモの通りに差し込みます。
注意しなければならないのは、コンデンサにはプラスとマイナスの極があり、基盤に明記された極にきちんと入れる必要があるということ。

長いほうをプラスに入れる
長いほうをプラスに入れる

長いほうがプラス、短いほうがマイナスです。
基盤の通りにコンデンサを差し込んだら、抜けないように少し足を曲げます。

いよいよハンダづけ。
ハンダごてを端子に少しあて、次にハンダを当てます。
ハンダを適量溶かしたら、ハンダのほうを先に離し、その後にこてをスッと離します。
山のような円錐がベストな形のようです。

うまくできた気がする
うまくできた気がする

初心者ながら、うまくできたと思います。
取り付けられたら、足を1,2mm残してペンチでカットします。
これでコンデンサの取り付けができました。

ハンダ付けが終わったら、外したカバーなどを逆の順番で間違えないように取り付けます。
プラスティックカバーを付ける前に、左側のケーブルの挿し忘れがないよう注意します。

修理した結果

修理したディスプレイをパソコンに繋ぎ、ドキドキしながら電源を入れました。

いとしの起動画面!
いとしの起動画面!

やりました!
起動時のマザボチェック!

会いたかったロゴ!
会いたかったロゴ!

Windowsのロゴなんて久々に見ましたよ!

失敗して使えなくなるんじゃないかという不安もありましたが、無事復活してよかったです。
これであと5年は使えるかな?

以上が今回のディスプレイ修理奮闘記です。
なお、自分で修理しようと思った方は、自己責任で試してみてください。

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